枕型分銅は大物の重量点検に必要です
枕型分銅は他とは異なり大型はかりや台はかりの点検に用いられます。
重量があるため握るための取っ手があり、持ち運びや積み重ねることができます。
材質はステンレス製と鋳鉄型の2種類があります。
ステンレス製は表面処理をしていないので、衝撃を受けてもへこむだけで質量への影響が少なくてすみます。
安定性に富み、耐食性にもすぐれた製品です。
鋳鉄製は黄銅クロムメッキ処理がされているので剥げやすく磁器を帯びることがありますが、低価格な製品なので一般的に使用されています。
分銅の用い方として、素手で分銅を扱ってはいけません。
手についている油性分や汗に含まれている塩分が分銅を錆びさせたり質量変化の原因となります。
取り扱いには手袋が必需品で必ずグリップやフォークを使用することが製品の品質を長く維持するのに大切なことです。
また、計量皿の上で滑らせたりぶつけたりすると分銅の底面が磨り減ったり一部が欠損することがあります。
枕型分銅は重いので特に注意が必要です。
分銅は湿気やほこりがあると品質の変化が生じることがあります。
錆びたりほこりが付いたりすると質量が増加してしまいます。
保管には専用ケースに収納し、安定した空間で腐食性ガスの発生しない場所で保管します。
分銅をISO9000シリーズやGLP/GMPなどの品質管理体制づくりに使用する場合は、トレーサビリティを照明する校正証明が必要です。
その際にはJCSSの校正サービスが利用されています。